土地探しの注意点

防犯上、安全な土地を探す為に確認するべき注意点

テレビではあまり報道されませんが、空き巣などの犯罪は日本全国とても多く、どんな地域に住もうとも防犯対策はとても重要です。
どんなに素晴らしい立地の土地を購入したとしても、その土地の犯罪率が高いと安心して暮らせませんからね。

今回は、安心して暮らせる土地を探すために注意してほしい点をいくつか紹介します。

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土地探しが一番の防犯対策

最近は昔と違い、地域住民との繋がりも希薄になりつつあります。そのためか、空き巣などの犯罪も多くなり、どんな場所に住んでいようとも防犯対策は欠かせません。その中でも最初にできる防犯対策が土地探しです。

安全な地域に住めばそれだけで犯罪に遭う確率は減りますからね。防犯上、安全な土地を探すために、以下の4点は注意してください。

#1.その土地の人通り、車通りは多いか

人通りや車の通りが多い土地はプライバシーの問題や、騒音、排気ガスなど、デメリットが多いと思われがちですが、防犯という点で考えればすごくメリットになります。

近年は、空き巣被害は夜だけでなく昼も多く発生しているそうです。空き巣犯は人に見られるのを嫌います。昼や夕方に犬の散歩をしている人やウォーキングをしている人がいるなら、彼らの目のおかげでそれだけでも防犯対策になります。また夜に車が多く通る道なら同じように防犯対策に有利です。

#2.大きな公園や学校があるか

大きな公園や学校が近くにある土地は防犯という面ではメリットでしょうか、デメリットでしょうか?

公園や学校がある土地は、お昼はにぎやかな雰囲気になり絶好の立地に感じます。しかし、夜になってみると人は全くいなくなります。どことなく気持ち悪い雰囲気を出している場所もありますよね。

公園や学校でも、周辺に外灯が多かったり、夜に施設をスポーツクラブなどに開放しているなら人も多く安心なのですが、外灯すら無い場所なら防犯上安全とは言い難いですよね。そういう場所はガラの悪い人たちの溜まり場になることも多くあります。

あなたが電車通勤をしているのなら、仕事が夜遅くになって帰ってくるときに毎日その道を歩いて帰ることを想像してみてください。そんな怖い道はできれば避けたいですよね。夜に安全な地域に住めればそれだけでも防犯対策になるのです。

#3.田畑の多い土地かどうか

上と関連して、田畑の多い土地も同じ事が言えます。田畑が多い土地は昼はのどかで住み心地が良さそうですが、夜になると真っ暗で怖い場所になってしまいます。

上にも書いた通り、夜に安全な町というのは土地探しをする上でとても大事な要素です。気に入った土地の周りに田畑が多い時は、一度夜にその場所を訪れて周りの雰囲気と人通りを確認をしてみる事をオススメします。
(行く時は気を付けて行ってくださいね…)

#4.住宅密集地でないか

建物と建物の間がとても狭く、ものすごく窮屈な住宅街がたまにありますよね。一見、建物と建物の隙間が狭ければ空き巣犯も侵入しにくいだろうから安心と思いがちですが、実はそうでもありません。

建物と建物の間が狭い場所は、その隙間に人が入ってしまうと完全に死角になります。つまり、空き巣犯にとってはとても都合が良く、狙いやすい家なのです。

更に住宅密集地帯には防犯上、もう一つのデメリットがあります。それは、火事が起きたとき、もらい火事の可能性が高まるのです。住宅密集地帯は、防犯に加えて防災上でも不安があると覚えておいてください。

安心に暮らせる土地を

防犯対策を考えるときに一番大事なことは、自分が購入しようとしている土地がどのような犯罪が起こりうるかを知ることです。それを知っていればそれなりに対策もできます。住んでみて初めてわかることも多いとは思いますが、上に述べた事はある程度は事前に調べることができると思います。

家を購入したらそこで一生暮らさなければいけません。陽当りや値段も大事ですが、少しでも安心してくらすために安全面は重視してくださいね。

磐田 隆行

住宅ローンアドバイザー、FP3級。 家を建てた時、家作りの難しさを体感。自分の失敗や経験を元に家作りに必要な情報をお届けしたいと思いブログを立ち上げました。特に資金計画の難しさを実感したので住宅ローンアドバイザーの資格を取得。今もなお勉強中です。

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