太陽光発電の補助金は必ず貰える物ではありません。
平成25年度現在、太陽光発電を設置すると、国や県、市町村から補助金が出ます。補助金があるとら太陽光発電の設置も検討しやすいですよね。
しかし、これらの補助金は条件によっては貰えない事もあるので注意が必要です。ここでは補助金をもらうときの注意点を紹介します。
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補助金は貰えないこともある?
太陽光発電の補助金は本当に助かりますよね。あなたも補助金があるから太陽光発電を検討しているのではないでしょうか?
でも、補助金をもらう為には色々な条件があります。あなたはその条件をクリアしていますか?
条件を知らないで設置すると後から補助金がもらえないなんて事もあり得ます。太陽光発電の補助金をもらうときは、最低限、以下の点は注意しておいてください。
#1.設置タイミングに要注意
太陽光発電の補助金は、現在太陽光発電が設置されていなくて、これから設置をする人に対して有効になります。
つまり、補助金申請をする前に太陽光発電の設置をしてしまうと補助金をもらうことができなくなります。設置する前に必ず役所で確認を取ってもらうようにしましょう。
#2.年度末は要注意
「土地購入の税金、損をしないために知っておくべき注意点」にも書きましたが、家の購入費用に関して年度末は特に要注意です。
太陽光の補助金についても同じことが言えます。年度末に太陽光発電の設置を検討している方は注意が必要です。
ほとんどの市町村では、太陽光発電の補助金申請の締め切りが確定申告の締め切り日と同じです。
あなたが太陽光発電の補助金を受けたいのであれば、補助金の締切日までに電力会社との売電契約を済ませないといけません。
年度末に太陽光発電を設置をすると、「売電契約が結べず締切日に間に合わなかった」、「設置が遅れて締切日に間に合わなかった」というケースも出てきます。
この時、間に合わなければ翌年度分に入らないのかという疑問もありますが、この答えは「入らない」です。
年度末の段階では、各市町村は翌年度で太陽光発電の補助金が出るかどうかは決めていません。つまり、 この3月の中旬から末日までは空白の期間になっているのです。
補助金を受ける為にはこの期間の設置は出来るだけ避けるようにした方が無難でしょう。
#3.補助金が足りない
太陽光発電の補助金は、国、県、市町村で上限額を決めています。この上限額に達したら、例え太陽光発電を設置しても補助金はもらえないのです。
補助金の申請が多いとすぐに上限額に達して締め切られてしまうこともあります。設置を検討する前に、補助金がまだ貰えるのかを確認しておいた方が良いでしょう。
#4.来年度は出るのかがわからない
現在、太陽光発電の補助金が出ている市町村でも、あなたが設置する時に年度を跨いでしまったら補助金が無くなる可能性もあります。
設置を検討して見積もりをしてもらうときは、設置までの工期も聞いておいた方が良いでしょう。そして年度を跨ぎそうなら補助金は出たらラッキーくらいの考えでいた方が良いと思います。
補助金は申請しないともらえない
上に書いたように、太陽光発電の補助金は結構もらえなくなる可能性が潜んでいます。設置の際は注意をしてください。
あともう一つ、どんな補助金でも共通していますが、全ての補助金は申請しないともらえません。当たり前の事実なのですが、このことを知らない人はとても多いと思います。
私も勝手にもらえるものだと思っていました。
補助金はせっかくある制度なので使わないと損です。少しでも安く快適な暮らしを得るためにも補助金の条件の確認と申請は忘れないようにしてくださいね。