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新築の引越し、準備としてまずやるべきこととは?

新築に引越しは絶対につきものです。

私は、新築への引っ越しを経験して分かったのですが、引っ越しをするには事前準備として、知っておかないといけない様々な注意点があります。

引っ越しに失敗して新居が傷だらけになるのはイヤですよね。今回は引っ越し前に知っておくべき注意点をご紹介します。

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引越は事前準備が大事!

引越しは事前準備として知識を付けておくことがとても大事です。引越し業者なんてどこでもいいし、最後に適当に選べば大丈夫なんて思っていませんか?引っ越し前に勉強をした人とそうでない人では引越し費用に大きな差が出ます。少しでも損をしないためにも最低限、以下の点は知っておきましょう。

#1.引越し時期による値段の違い

有名な話ですが、引越しは時期により値段が変わります。
3月から5月は繁盛期で値段が1年で一番高く、6月から7月の上旬くらいは閑散期で値段は安くなっています。そして、一番の繁盛期と閑散期の値段の差は約3倍とも言われています。

この値段の違いは大きいですよね。
仮に閑散期に引越しをして料金が10万円だとしたら、繁盛期は30万かかるという計算になります。ここまで違うとできれば閑散期に引越しをしたいものです。

#2.引越し時期による質の違い

これは一概には言えませんが、引越しは時期により質が変わる可能性もあります。
3月くらいになると、引越しのアルバイト募集が盛んになります。

つまり、繁盛期は新米アルバイトが多いということになります。新米アルバイトは貴重品などは取り扱わないとはいえ、しっかり経験を積んだ社員やベテランアルバイトに比べれば質は落ちます。

繁盛期は、質が落ちるのに割高なお金を払って引越しする可能性があるのです。これはとても賢い方法とは言えませんよね。

また、引越し作業員の方は、忙しいと一日に何件も引越しをします。そうなると、疲労でやはりミスも多くなります。新居を無駄に傷つけられないためにも、引越しの時期はとても大事です。

家の完成時期が、引っ越し繁盛期になると分かっていれば、完成時期をわざとずらすのも一つの手です。そうすれば費用も節約でき、引っ越しの質も上がります。その分、家賃は必要ですが、ずらした分のメリットはあると思います。

#3.エアコンの着脱料

エアコンは各家庭に必ず1台はありますよね。引越しでエアコンを移動する時、着脱料が必要なのことは知っていましたか?
そして、それがかなり高額です。料金は1台で約8000円くらい必要です。

エアコンは資格のある業者(以下、エアコン業者)が着脱をしないと故障の原因になります。
つまり、引越し業者でも簡単に着脱ができないのです。

それを知らずに引越し業者に着脱をお願いすると、そこからエアコン業者に依頼されるので割高な着脱量を請求されることもあります。

少しでも安く引っ越しをしたいなら、引越し業者を介さないで直接エアコン業者に着脱をお願いするだけでエアコンの着脱料を節約することができます。

ただ、この時の注意点として、取り付けも取り外しも同じ業者で行うようにしましょう。これは、取り付けと取り外しの業者が違うと、故障をしたときに取り付け業者と取り外し業者で責任のなすり付け合いになって補償してもらえなくなることもあるためです。

エアコン業者が移動までやってくれるのであれば、移動中に壊れる可能性も考慮して移動までしてもらいましょう。

#4.洗濯機の着脱料

引越しでは、洗濯機の取り付けにもお金がかかります。
これも資格のある業者(以下、家電業者)が行わなければいけないからです。何も知らないと、洗濯機の取り付けだけで家電業者を仲介することになり、プラスで5000円近く必要になることもあります。

家電に関しては、自己責任にはなりますが自分で取り付けた方が料金の節約になります。不安ならお金を払って取り付けてもらいましょう。

引っ越し料金の見積りも早めに取るべき

繰り返しになるのですが、引越しは時期により値段が変わってきます。家の完成時期があらかじめ分かっているのなら、引越しの見積りはできるだけ早くやってしまいましょう。
そうすれば、引越しに必要な費用がある程度わかります。結果、資金計画が大幅に狂って後から慌てることを防ぐことができます。

ただ、早く見積りをすると言っても、荷物の大きさはギリギリまで分からないものです。そうなるとなかなか見積りを取るのも難しいと思ってしまいますよね。

最近は移住先さえ分かれば概算見積りが取れるサービスもあります。そちらを上手に活用して値段を把握すると良いでしょう。

以下のページで説明している引っ越し料金比較サービスは、場所さえ分かれば概算でも見積りが取れます。おまけに引っ越し見積りでイヤなことをほとんど無くすことができるものすごく便利なサービスです。ぜひ一度読んで見てください。

新築の引っ越しの注意点!まず最初にやるべき3つのこととは?

引越しの準備は早めに!

新築をするときは、やらなければいけないことがたくさんあります。それら一つ一つについて、まだ大丈夫と思って後回しにすると後で時間に追われることになってしまいます。

特に引っ越しは最後なのでどうしても後回しになりがちです。

何でもそうですが、知識と余裕が無い中で物事を判断すると良い選択ができません。これは結果として大きな損失と失敗に繋がります。

逆に知識を持ち余裕を持って準備をすれば、それだけで思いがけない良い情報を早く得ることができることもあり、それが結果としてあなたに得をさせることになるのです。

せっかく理想の家を手に入れても引っ越しで苦い経験をすればそれはイヤな思い出となって引きずることにもなりかねません。
そうならないためにもしっかりと事前準備をして無事に引っ越しを終えるようにしてくださいね。

磐田 隆行

住宅ローンアドバイザー、FP3級。 家を建てた時、家作りの難しさを体感。自分の失敗や経験を元に家作りに必要な情報をお届けしたいと思いブログを立ち上げました。特に資金計画の難しさを実感したので住宅ローンアドバイザーの資格を取得。今もなお勉強中です。

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